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今再び…セガサターン専門誌

セガサターン回帰で、当時の専門誌も欲しくなって購入。

 生活のミニマル化と厳選から、趣味のレトロゲームも1〜2機種に絞り込んだ時期も有りました。ところが今ではマイナー系の3DOやPC-FXも有り、そして先日はセガサターンにも回帰…やっぱり思いを通わす楽しい物は持ちたいなと。

ハードとソフトの入手は当然の事、レトロゲームを深く堪能するには欠かせないアイテムが当時の書籍、専門誌。当時から拝読していた雑誌も随分前に処分し手元には無く、昨今では積極的に買い戻しております。

先のセガサターン回帰から専門誌が読みたくなり、気になる雑誌、書籍を購入…独断と偏見で選んだセガ系専門誌を紹介してみましょう。

セガサターン専門誌以外にもPCエンジン専門誌やゲーム総合紙も一緒に購入。

セガサターンマガジン&ドリームキャストマガジン

 事実上セガ系専門誌の代表格を担っていたのが、ソフトバンク発刊の本誌です。80年代のBeepを起点に、BEEP!メガドライブとしてセガ系専門誌にリニューアル。

以降セガサターンマガジン、ドリームキャストマガジンへ。読者投票型のゲームソフト評価「読者レース」が特徴で、連載漫画や読み物などもセガ色濃厚な誌面作り。

セガハードとライバルハードが織り成す、コントラストが強いテキストも魅力的なセガファンのバイブル的存在です。

セガファンなら読んで当然のセガサターンマガジン

当時、BEEP!メガドライブの頃から購読し、セガサターンマガジンも同様に。95年末に月刊から隔週に変更され購読を終了…限られた小遣いじゃ隔週購読は厳しかった。

それでも本屋で常々目を通しておりました。今回のチョイスは先のセガサターン回帰から読者レースとセガ色全開の誌面を堪能したくて。

ほぼノータッチだったドリームキャストも知りたく、参考書代わりにドリームキャストマガジンも購入。

発売された全ソフトの評価点が一目瞭然!名物の読者レース。

グレートサターンZ

 セガサターン中期の96年、月間セガサターン専門誌として発刊のサターン専門誌がグレートサターンZ。

「コテコテのゲーム誌」から一歩引いたクールな印象、他のセガサターン専門誌に比べてカジュアルで洒落た感じの誌面作りが特徴。

攻略よりも作品内容を掘り下げるゲーム系記事が魅力で、また直接ゲームとは関係無い読み物、企画に持ち味が有り、私的には連載の「ゲームクリエーターの妻」が良かったなと。

一般のゲーム誌とは一味違う切り口が魅力のGRERAT SATURN Z。

 メガドライブ時代から購読してきたセガ系専門誌、セガサターンマガジンとサターンFANが相次いで月刊から隔週に変更され購読終了。

そんな中で発刊されたグレートサターンZは、一般ゲーム誌とは一味違う魅力、月刊ペースの買い易さから購読を開始した当時。

月日は流れて令和の今、セガサターンを軸に当時の空気感を味わいたい…そんな思いが直結し、改めて買ってみたグレートサターンZ。情報とは異なる当時の文化、空気感がしっかりと伝わってきます。

人気の格ゲー、ギャルゲーをスルーして競馬ゲームを特集。全20ページを割く力の入れ様。

セガサターン パーフェクトカタログ

 レトロゲーム機のソフトとハードを紹介するパーフェクトカタログシリーズ。このシリーズは最近発刊され一般書籍として新品購入が可能、ファミコンやPCエンジン、メガドライブなど各機種用が出ており、今回購入したのが「セガサターン パーフェクトカタログ」です。

内容は日本で発売されたセガサターン用ソフト全1057タイトルを網羅、ハードウェアの解説と発売されたハードも紹介されており、資料的価値が高い一冊です。

ソフトとハード、両方の情報が得られるPERFECT CATALOGUEシリーズ。

 このパーフェクトシリーズはソフトカタログとしてはもちろん、ハードウェアの解説が実に興味深く、当時の市場様相にも触れている点も読み所です。

PCエンジン&PC-FX、バンダイゲーム機のパーフェクトシリーズを所持しており、そうなるとセガサターンのも買わなければと購入。

一部記載内容、紹介テキストに難点を感じるも、カタログとしての実用性から重宝しております。密かに「3DO パーフェクトカタログ」の発刊に期待。

パーフェクトカタログの読み所がハードの詳細解説。

欲しいのは当時の文化と空気感

 今さらながら読み返す昔のゲーム雑誌。懐かしさはもちろん、当時スルーしていた情報、今だからこそ共感する事柄など様々な思い、発見が有りました。

何よりネットの情報からは得られない、その雑誌を軸に形成される文化的手触り、当時のゲーム市場が漂わせる時代の香り、空気感が令和の現在にもしっかりと重なる心地良さは格別です。

あの時、あの時代を形成したゲーム雑誌の数々…ゲームの復刻以上に難しいと思われるゲーム雑誌の復刻。だからこそ、より力を入れて今に取り戻していきたいなと考えています。レトロゲームの文化保護と継承、それが私の生きる道…なんちって。

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