今なお続く女神転生シリーズの第一作目が、ファミコン版のデジタルデビル物語 女神転生。
アクマを仲魔にして合体、強化するのが特徴かつ醍醐味の3Dダンジョン型RPG。
令和を迎えた今、ガッツリとプレイしてみました。
現代をベースにSFとファンタジーを織り交ぜた独特な世界観。
イザナギやイザナミ、神話を巡る物語も興味深く。
主人公のナカジマ、ヒロインのユミコ両人のパラメーターを割り振り、ゲーム開始です。
3Dダンジョン型なので、その辺から敷居というか難易度は高め…いや、高いです。
迷った場合、現在地の確認も一苦労。慎重に一歩一歩探索、マッピングは必須!
探索以外にもゲーム進行に絡むイベント、フラグ立ても幾つか。ストーリーも堪能OK。
ダンジョンを探索し、敵と戦い、時にアクマを仲間にパーティを育成するのは面白い。
仲魔の合体に色々と思案して、強い仲魔を誕生させる喜びは本作ならではの醍醐味。
本作の場合、仲魔の存在がパーティの戦力を大きく決定付けるゆえ、特に力が入ります。
地道にプレイしクリアしましたが、予想通り難易度は高かった。
マッピング必須…なんて言いましたが、自分は攻略サイトを参照しつつプレイ。
後半はダンジョンの仕掛けも多彩かつ巧妙、進行に必要なアイテム習得やフラグ立てが有ったり。
後半の炎の腐海やアンフィニ宮殿なんて、二度と歩きたくないほど。
またマップ以外にも、攻略サイトの仲魔合体データは実に有益でした。
先に言うと、最強の剣「ヒノカグツチの剣」は諦めました。無くてもクリア可能。
最強の仲間「クリシュナ」も諦めました。無くても(以下略。
戦闘は少々キツめ…特に毒やマヒ、石化などの状態異常が厄介で。
パスワードを取るスワードナの魔法は、別の意味で役に立ちました。
状態異常からの回復手段がシビアゆえ、パスワードを取って再開、回復のインチキ技炸裂。
マズルカの回廊でサキュバス6体にカンデオン喰らい、バタバタと死亡し全滅も何度か。
逃げるも、ナカジマたちは…コケた!「コケんじゃねぇぇぇぇ!」思わず絶叫。
マリンカリンとカンデオンの洗礼、サキュバス6体恐るべし。トラウマでございます。
トラウマの口直しに蛇足情報。女神転生プレイ時にはスマホが大活躍します。
攻略サイトの閲覧、パスワードをカメラで撮影。スマホ&ネットに感謝感謝。
あと、ミコンの街、炎の腐海、戦闘、ステータスの楽曲、好きです。賛同求む。
散々ムズイのキツイの書きましたが、それでも面白かった女神転生。
女神転生ならではの魅力、高難易度ゆえの達成感は気持ち良い。
マッピング上等の方なら、もっと存分に楽しめる事でしょう。
3DダンジョンRPGが好きなら、ぜひ挑戦してみて下さい。
- メーカー:ナムコ(開発アトラス)
- 発売日:1987年9月11日
- メディア:カートリッジ(2Mbit)
- 雑誌評価:24.40/30.00(ファミマガ) 31/40(ファミ通)