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PC-FX 外部メモリFX-BMP購入

PC-FXの外部メモリー、FX-BMP。

希少なPC-FX用外部メモリ、FX-BMP

 PC-FXでは、ゲームのセーブデータを本体搭載の32KBバックアップメモリーに保存しますが、後々の容量不足に備え、バックアップメモリパック FX-BMPを購入しました。定価は4980円らしいですが、昨今だと中古でも8000円前後の高騰価格…そんな中、未使用品が7000円との事で即決。

FX-BMP裏側。単4乾電池2本を使用する。

PC-FXのゲームを存分に楽しむには是非欲しい!

 FX-BMPは本体4台分となる128KBの記憶容量を持ち、装着する事で本体保存のセーブデータをFX-BMPへ移動、複写が可能に。ゲームによってはFX-BMPへ直接セーブ、ロードにも対応している様です。FX-BMPの特徴は以下の通りです。

  • PC-FX本体前面のスロットに装着して使用。
  • データ保持用に単4電池2本が必要。
  • データ保持期間はアルカリ電池で約16ヶ月、マンガン電池だと約6ヶ月。
  • ニッカド電池は使用不可。
  • 電池交換は10分以内で。
乾電池でデータ保持し、電池交換時の電力供給にスーパーキャパシタを搭載。

 データ保持に乾電池が必要と古めかしい作り。手持ちのアルカリ電池を探るも、液漏れでFX-BMP損傷はキツイ。レアな製品かつ程度極上というのもあり、液漏れ対策とハイパワー長寿命を誇るパナソニックのエボルタNEOをチョイス。

PC-FXへFX-BMPを装着。抜き差し時は本体の電源をOFFにする。

メニュー画面に電池残量警告が表示されたら、速やかに交換を

 少々試したいなと電池を入れずにFX-BMPを装着し、PC-FXを起動。画面右上にFX-BMPの電池残量警告が表示されていますが、気にせずファイルメンテナンスでFX-BMPの初期化&本体保存のセーブデータをFX-BMPに丸ごとコピー。PC-FXの電源を切断しFX-BMPも排出。約8分後に再度FX-BMPを装着して、FX-BMPのデータ保持を確認。電池交換時のスーパーキャパシタも問題なく、電池を入れてFX-BMPの使用を開始しました。

電池が少なくなると、メニュー画面右上に表示される電池残量警告アイコン。

 単なる外部メモリですが、掘り下げるとなかなか面白いもんです。今回FX-BMPを積極的に入手したのは、後にプレイするであろう『デア・ラングリッサーFX』に備えて。デア〜はPC-FXの名作シミュレーションRPGと呼び声が高く興味を持ちましたが、バックアップメモリーの全容量を使うほどセーブデータが大きく、他のゲームのセーブデータを残すならFX-BMPが必須。高額な買物でしたが、これでPC-FXを存分に楽しめる環境が出来たわけで、まぁ良しですね。

PC-FX本体に保存のセーブデータをFX-BMPへコピー。

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